ゆりの育て方

鉢植えで楽しむ場合

  1. 花が咲くまでは、できるだけ日当りが良く、風通しの良い場所に置いて下さい。
    水は2~3日に1回充分に与えて下さい。
  2. 花が開いたら、風や雨のあたらない玄関や軒下、窓辺等に置くと長持ちします。
  3. 花が咲き終わったら、土を落とさないように気をつけて大きめの鉢に培養土や、畑の土で植え替えてあげて下さい。

花壇や庭へ植え替える場合

ポットの土を落とさないように気をつけて、あらかじめ掘った穴に深めに植え込んで下さい。
植え場所は、風通しが良く、水はけの良い所なら特に土は選びません。根本が乾燥しないように腐葉土や敷きわらをのせてあげれば効果的です。
同じ場所で何年も育てると、病気にかかりやすくなったり、球根がやせてくるので2~3年ごとに秋の植え替え時に場所を移動してあげると長く楽しめます。

植え場所(置き場所)について

日当りの良い場所を好む種類

スカシユリ、オニユリ、ヒメユリ、カノコユリ、テッポウユリなど

半日陰を好む種類

オトメユリ、ササユリ、ヤマユリ、サクユリ、博多ユリ、黒ユリ、竹島ユリ、スターガザール、ル・レーブ、カサブランカ、糸葉ユリ、パシフィック・ハイブリッドなど

肥料の与え方と消毒について

春、新芽が顔を出し始めたら、油カス、骨粉等を与えて下さい。
花が咲き終わってから、秋、葉が落ちるまでの間に、1~2回追肥を与えれば最高です。
市販の玉肥、ハイポネックス等の化学肥料でも結構です。

販売の苗は消毒済みですが、もしアブラムシがついたら、園芸用の殺虫剤を散布して下さい。

翌年も花を咲かせるには

翌年も花を咲かせるには

1. 花ガラを摘む(種子をつけない)

ほとんどのユリは開花中に自然交配されているので、子房がふくらんで種子ができてしまいます。

種子でふえる新テッポウユリ(7月~9月に庭や道路ぎわ等でよく見かけるテッポウユリに似た白いユリ)と違い、その他のユリは種子からの育成は一般家庭ではむずかしいので、花がしぼんだら、図のように花ガラを摘み取って下さい。

摘み取らずにそのまま放っておきますと種子に養分をとられて球根がやせてしまい、翌年花が咲きません。

2. 切り花にはしない

球根が花を咲かせようとしている時は、養分を葉や茎にとられて普段の3分の1位にやせています。

花が終わり、子房を取ったあとの葉や茎は、太陽光線を受けて同化作用をくり返し、養分をやせた球根に送り続けます。
ですから葉や茎を長くおけばおくほど球根は大きくなるわけです。
球根のやせている時に切り花にしてしまうと、球根は小さく分球してしまい、力がなくなって絶えてしまいます。

余程の良い環境でも2~3年は咲きません。

ゆり苗のふやし方

ゆりの繁植法には、分球、木子、珠芽(むかご)、リンペン挿し、実生など色々あり、種類によって使い分けております。
一般的には木子、分球により自然にふえていきますから、無理なふやし方はしない方が無難です。

冬の管理のしかた

鉢植

風通しの良い場所に置いて下さい。
ゆりは極端な乾燥を嫌うので、長い間雨が降らない時は水をあげて下さい。肥料は必要ありません。

庭植

霜がおりる前に、根元に敷きわら、落葉、枯れ草などを3~5cm位の厚さに敷きつめておいて下さい。